傷だらけの結婚指輪…どうしたら良いの?

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愛する二人の永遠の証ともいえる大切な結婚指輪を常に身につけていると、指輪に傷だらけになってしまった。普段は気にしないものの、よく見ると思った以上の傷がついてしまい、どうしたらいいのか悩む人もいます。

大切であるからこそ、傷ついてしまうと、不安で気になって、しばしば見てしまうはずです。

新品の様な輝きを取り戻すためにどうしたらいいのか。今回は、結婚指輪が傷だらけになってしまった時の対処法をご紹介します。思っている以上に手軽にできるものもあり、ピカピカにして心も晴れやかになるかもしれませんよ。

 

傷だらけの結婚指輪を磨き直す。新品の様な輝きに

 

傷だらけになった結婚指輪をきれいにするには、磨き直してみることがひとつの方法です。指輪の表面を研磨剤や研磨用の布、もしくはクロスを使って、磨くことになります。磨くことは、削ることと一緒で、指輪の表面が綺麗な平らになることを意味します。

しかし、削るということは、指輪の地金を減らすことになり、指輪の厚みも減る。薄くなるため、ちょっとした重さの変化もあります。

指輪のデザインによっては、磨き直しができない場合もあります。特に複雑に刻まれたデザインは、綺麗な磨き上げも難しいため、気をつける必要があります。その際は、結婚指輪を購入したジュエリーショップやお店に相談すると良いでしょう。

 

傷を目立たなくする方法。コーティング剤を使用する

 

傷だらけになってしまった結婚指輪をきれいにする方法のひとつとして、コーティングが考えられます。コーティング剤などを利用し、金属表面を薄く覆うことで、輝きを取り戻します。

すべての結婚指輪において、コーティングできるわけではなく、ダイヤなどの宝石が装飾されている場合や地金素材によっては、難しい場合もあります。

コーティング剤に、使用できる素材など書かれているはずです。しっかりと確かめた上で、行いましょう。わからない場合は、結婚指輪の購入店に相談を乗ってもらうと良いです。

 

予防法を知る!傷だらけになる前に…傷つくシーンでの使用を避ける

 

結婚指輪を大切に使い続ける意識は重要ですが、気持ちとは裏腹に傷ついてしまいます。研磨やコーティングなどで綺麗にしても、習慣を変えなければ、再び傷だらけになってしまいます。

結婚指輪が傷つきやすいシーンを知っておくと、その際は外すような癖もつけられるため、良いかもしれません。

 

スポーツや激しい運動をする時

 
球技をはじめ、道具が指に触れるスポーツは、傷がつきやすいです。さらに、強い衝撃を受けてしまったら、変形する恐れもあります。変型がひどいと、指から外せなくなることやきつくなることも。さらには違和感を得るようになってしまうため、外してからスポーツに臨むと良いですね。

 

温泉などに入る時

 
温泉に入る時も指輪は外したほうが良いでしょう。泉質によっては、地金素材にダメージを与えてしまう成分や指輪が知らず知らずのうちに、岩壁などにあたってしまうことも。

 

料理や洗い物など家事をする際

 
料理や洗い物をする際、金属でできている調理器具や食器に触れてしまいます。硬いもの同士がぶつかることで、傷がついてしまいます。洗い物は食器とぶつかる頻度が高くなります。

料理や洗い物は頻繁に行うことになるため、外すのは面倒かもしれませんが、傷つけない対策としては重要です。

 

傷つきやすい素材、傷つきにくい素材を知る

 
結婚指輪を購入する際。もしくは、買い替える際に傷つきにくい素材を検討するのもひとつです。結婚指輪はずっと指にはめ続けるため、少しでも傷つきにくい地金を選ぶと傷つくことに対して気にならなくなります。

 

傷つきにくい素材:チタンやステンレス

 

チタンやステンレス、ジルコニウムなど、強度がある地金は傷つきにくいです。チタンは安くて傷つきにくいということで、若者には人気がある素材です。

しかし、念頭にいれて欲しいことがあります。傷つきにくいということは、サイズ直しができない場合もあるということです。特殊技術を有しているメーカーなら可能ですが、値段が高くなってしまう可能性もあります。

 

傷つきやすい素材:プラチナやゴールド

 

ゴールドやプラチナなど、結婚指輪として選ばれやすい指輪素材は、傷つきやすいのです。しかし、憧れのプラチナやゴールドリングは、やはり身につけておくと気持ちも変わります。

また、サイズ直しがしやすいというメリットや加工がしやすいことからデザインも豊富、そして価値が下がりにくい点もあります。

傷がつきにくいというだけで選んだ場合、別の憧れの要素が選べなくなる可能性もあります。

 

まとめ

 
普段生活していると、傷だらけになってしまう結婚指輪。傷を見るたびに残念な気持ちになってしまいます。輝きを取り戻すために、大きく分けると2つの方法があります。ひとつは、磨き直すこと。そして、コーティングです。

指輪の素材やデザインによっては、できるもの、できないものに分かれます。自分でもできることで、手軽にピカピカにすることができますが、不安な場合は、購入店に相談すると良いでしょう。

傷を気にするなら、結婚指輪を選ぶ際に傷つきにくい素材を選ぶのもひとつです。チタンやステンレスは硬い素材なため、傷つきにくいです。しかし、サイズ直しができない可能性もあることや憧れる素材ではないことも知っておくと良いです。

傷だらけにならない対策法としては、傷つきやすいシーンでは外すというのもひとつです。指輪に硬い素材がぶつかることや衝撃が加わると傷ついてしまいます。
合わせて知っておきましょう。