結婚指輪のサイズは、ぴったりに作っていたとしても、合わなくなっていきます。指輪の変形ということも考えられますが、どちらかと言うとつけている指のサイズ感が合わなくなったことの方が考えられます。
そう、指のサイズは年齢とともに変わってしまうのです。
結婚指輪のサイズ感が合わなくなったら、サイズ直しをしてもらいましょう。購入店やサロン、メーカーによっては永久保証のサービスもあるため、確認してください。
幸運にも、無料または安い金額で結婚指輪のサイズ直しが頼めたとして、いったいどれくらいの期間が必要になるのでしょうか。
サイズ直しの作業工程からみる、おおよその期間
結婚指輪のお直しの流れは、指輪の切断から始まります。サイズダウンする場合も、サイズアップする場合も共通しています。サイズアップは、指輪の素材と同等なものを継ぎ足します。サイズダウンの場合は、切断から削りに入り、溶接に入ります。仕上げに研磨を行い、磨きの作業を経由して、完成に向かいます。
サイズアップもサイズダウンも、サイズ直しの作業が終わるのに、平均で3週間~6週間がかかります。デザインが複雑な場合で、サイズ直しの仕上げが大変なものほど、時間がかかると思っておくと良いでしょう。
サイズ直しの依頼時期は?!繁忙期は避けよう!
結婚指輪のサイズ直しを依頼する時期は、いつが良いのでしょうか。基本的には、いつでも大丈夫なはずですが、避けた方が良いのは、繁忙期です。通常以上に時間がかかってしまう可能性があり、かなり待たされてしまうこともあります。
一般的には、結婚指輪を購入したお店にサイズ直しを頼むと思います。年末年始やゴールデンウィーク、クリスマスなど、ジュエリー専門店が混み合う時期は、対応が遅くなってしまう可能性もあります。
結婚指輪のサイズ直しを急ぎたい場合は、できる限り閑散期を狙うと良いでしょう。
特殊な指輪のサイズ直しは長期間になるだけじゃない!不可の場合も
前述で簡単に触れましたが、お直しするにデザインによっては時間がかかってしまいます。結婚指輪の一部を切断することから始まりますが、デザインの都合上、切断できない場合は、別の方法を考える必要があります。しかし、結婚指輪のデザインによっては、サイズ直しの修復や仕上げが困難なものもあるため断られてしまう可能性もあります。
購入する際に、選んだデザインがサイズ直しができるのか、逆に断られてしまうのかをあらかじめ聞いておくと良いでしょう。
サイズ直しができない素材も?!ピンクゴールドなど硬い素材はNG?
結婚指輪の素材によって、サイズ直しが困難なものもあります。例えば、ピンクゴールドは、18金やプラチナより硬い素材です。そのため、切断が困難な場合は、サイズ直しができないこともあります。
その他、安くて人気のあるチタンやジルコニウムなどの金属は、硬くて切断できにくいため、サイズ直しができない可能性もあると言われています。しかし、特殊な技術を持っている場所では、直してくれることもあります。こういった場合も、購入前に確認しておくと良いかもしれませんね。
加工がしやすい素材は、サイズ直しの期間が短くなる場合もあります。プラチナやゴールドの結婚指輪は、チタンやピンクゴールドと比べて加工しやすいため、覚えておくと良いでしょう。
まとめ
結婚指輪のサイズ直しを依頼する場合、繁忙期は避け、余裕をもった状態で仕事をしてもらうと良いでしょう。基本的に3~6週間もの間、かかると言われており、閑散期は早く仕上がります。
結婚指輪のデザインや素材によっては、通常以上の時間がかかってしまうことやサイズ直しができないと断られてしまう可能性もあります。デザインだけでなく、素材も同様で、チタンやピンクゴールドなど、加工がしにくい金属の場合、サイズ直しができないことも。
逆に加工しやすい素材の場合は、期間が短くなることもあり得ると思っておくとよいです。
結婚指輪のサイズ直しを依頼する場合、購入店を頼るかと思います。購入時のサービスで、永久保証が盛り込まれていると無料でサイズ直しができる場合も。結婚指輪を選ぶ際には、サイズ直しのことも念頭にいれて選ぶとよさそうですね。