婚約指輪のお返し相場、実は◯◯なんです!

結婚指輪の豆知識


婚約指輪を貰った際に送るお返しの品物ですが、皆様はどのようなものを贈っていますか?

マイナビウエディングのアンケート調査より、そもそも婚約指輪を買うカップルは全体の7割。そのうちお返しをするのは25%程度です。考え方は人によりますが結婚指輪のときにまとめてという人もいるようです。

しかし、婚約指輪のお返しは結婚前に贈る最後の贈り物です。指輪ももちろん大切ですが、思い出の品として末永く愛用するものになるのではないでしょうか。しかし、高価な贈り物だけあって、いくらくらいのお返しをすればいいのか、悩む人も多いでしょうか。

今回はそんな気になる婚約指輪のお返しの相場に関するあれこれを見ていきましょう。

 

相場は半返し。婚約指輪のお返しについて

 

婚約指輪は結納返しとは違い、半返しなどの地域性があまりありませんが、婚約指輪の半分程度の値段の品物を送るのが一般的です。婚約指輪の購入金額の平均が39.4万円ですので、この結果から見ると半分の20万円前後が婚約指輪のお返しの平均相場になります。

ただし、絶対に半返しではいけないという決まりはありませんので、自分の無理のない程度の贈り物がベターです。実際、3割程度に抑えて今後の新婚生活の費用にあてたいと考える人もいるようです。お返しはあくまで気持ちですので、今後の生活に支障のないように調節しましょう。(ゼクシィ結婚トレンド調査2016 首都圏より)

 

お返しの品物は長く使えて記念になるものを

 

一生の記念品になる婚約指輪のお返しですから、彼に贈るお返しも記念になる物品、または長く使えるものを贈る人が多いです。

実用的な腕時計は、婚約指輪と同様で、身に付ける物ということでお返しに人気の品物です。いつもより少し高価な腕時計であれば、職場の商談や冠婚葬祭にも使えますね。他には財布やスーツ、ネクタイピンなど、普段から身に付けるもので、いつもより少し特別感があるような贈り物が喜ばれます。

自身の予算範囲をあらかじめ決めておくとスムーズにいくでしょう。また、結婚指輪のお返しと被らないように相手と一緒に決めるのでも、デート気分が味わえることもありおすすめです。大切なのは相手に喜んでもらうことですから、一般的な贈り物ではなく、相手の趣味につながるものでも構わないでしょう。

例えばロードバイクが趣味ならばグローブやヘルメットなど。趣味によっては何十万もするものもありますので、そこは相手と要相談しましょう。

 

知っておきたい!お返しを贈るタイミング

 

顔合わせや結納を行う予定の人は、その席で男性から婚約指輪をはめてもらい、両家に披露した後にお返しを渡すのがスマートな考え方です。

顔合わせや結納を行わない場合は、基本的に結婚式の前までに贈るのが失礼のない期間になります。この場合はいつ婚約指輪を貰うかわかりませんので、おろそかになりがちです。しかし、お互いのけじめを付けるためにも、できるだけ早いタイミングでお返しをするのがベターですね。

お返しが遅くなりバタバタするより、気持ちも伝わりやすいのではないのでしょうか。どうしてもお返しの品がわからない場合は、相手のことをよく知る友人にリサーチするのもいいですし、先ほど取り上げたように相手と一緒に選ぶのでもいいでしょう。

自分一人で考え込んでしまうより、誰かの意見を参考にするとすんなり決まることもあるようですよ。

 

まとめ

 

一般的には半返しが相場の婚約指輪のお返しは、近頃はお返しをしない人も多いようです。確かにこれからのことを考えるとお金は極力使いたくないと思うのも納得です。しかし、何かを貰ったら返すというのは一般的なマナーです。

結婚前の大切な時間をお互いが気持ちよく過ごすためにも、ぜひ感謝の気持ちを示すようにしましょう。いずれにせよ、お返しをすることできっといい記念になりますので、一生ものの婚約指輪を頂いたことに感謝し、心をこめたお返しを贈りたいですね。