いつの間にか結婚指輪が薬指から抜けない!なんて経験したことありませんか?
指がむくんでしまい外せなかったり、指の関節が引っかかって外せなかったり、いくつか理由があります。久しぶりに指輪をつけて、慣れないせいもあって、循環が悪くなり、太くなってしまうこともあります。
普通に外そうとしても外せない結婚指輪は、実は簡単な方法で外せちゃうのです。それは、糸を使った方法です。身近にあるもので指輪を外すことができることを知っていれば、慌てずに済みますね。
1.指輪を外す糸を選ぶ
指輪を外すための糸を選びます。基本的にはどんなタイプの糸でも大丈夫ですが、基準となるのが、指と指輪の間を通る太さであれば大丈夫です。タコ糸やビーズを通すようなナイロン糸。糸でなくても平たいリボンみたいなものでも活用できます。
わざわざ買いに行くのも面倒くさいという方は、資源ごみなどを縛る紐でも代用できます。
ポイントなのは、指と指輪の間を通過すれば、この方法を試すことができます。
2.指と指輪の間に通す
まず、選んだ糸を指先側から指の付け根に向かって指輪の中を通します。この時、細いピンセットやペンチを使うと、狭い指輪と薬指の間に通しやすいです。また、細く切ったフィルムを用意し、テープで貼り付けてしまえば通しやすいでしょう。
糸1本だけだと通りにくい場合も、工夫すればなんとか通るようになります。
通す長さは5センチから10センチもあれば充分です。通し過ぎないようにしましょう。
3.糸を指に巻き付けていく
むくんだ指に糸をきつく巻き付けていけば、結婚指輪が抜けるくらいの指の太さになります。指先側の糸を指輪から指先に向かって、包帯を巻くかのようにぐるぐると巻いていきます。
この時、なるべくきつめに巻いていくと良いです。あらかじめ、オイル(スキンケアオイルでも食用油でも可)や石鹸など滑りの良いアイテムを塗ると、さらにスムーズに抜けます。
指先まで巻かずに、目視でむくんでいるところまで巻き付ければ大丈夫です。
糸でどうやって指輪を外すんだろうと、最初は不思議に思っていたかと思いますが、巻き付けている最中に、指の太さが均一になってきているのがわかります。
4.糸をほどいて結婚指輪を外す
糸を巻き終えたら、最初に5センチほど指輪に通した方の糸を持ちます。その糸を指先に向かってほどいていくように、先ほどとは反対回しで糸を巻くと、持った方の糸に押されて徐々に結婚指輪がするすると指先に向かっていくのがわかります。
このようにして指輪が抜けていくのです。
指の太さが均一になってきているため、普通にやっても抜けると思いますが、糸を使って徐々に抜けていく感覚は、感動を覚えます。
番外.それでも抜けない場合は?!
指がむくんで結婚指輪が外せなかった場合は、今回紹介した指輪外しの方法を使うと簡単に抜けます。しかし、指が荒れていたり、糸を巻き付ける過程で強い痛みを感じる場合は、別の方法を考えましょう。
最終手段として採用される、指輪を切る事になります。どこで切ってもらえるかも、あらかじめ知っておけば、慌てることもないでしょう。
・消防署
・病院
・ジュエリーショップ(リフォーム店も可)
指輪を切ってくれるところへ行けば、専用のリングカッターでカットしてくれます。大事な結婚指輪かもしれませんが、切らなければならない時は、指がうっ血しているときや、腫れてしまい何かしらの処置が必要な時です。
いざという時は、指輪を切る決断もしましょう。
ちなみに、指輪を切断しても、きっちりリフォームしてもらえばよいのです。デザインによっては、やってくれない。もしくは元通りにならないですが、切断してもあとから直せるということを知っていれば、抵抗も少なくなるでしょう。
まとめ
結婚指輪が抜けなくなったとき、糸を使って簡単に外す方法を紹介しました。もし、石鹸やオイルを使っても結婚指輪が抜けなかったという方は、試してみてください。
今、結婚指輪を抜ける必要がなくても、いつかは必要です。やり方は覚えていなくても、糸を使った方法があるとだけ覚えておけば、あとからでも調べられるでしょう。
生活の知恵的な知識ですが、知っておいて損はないですね。