結婚指輪の文化は、◯◯から始まったものだった!

結婚指輪の豆知識


大切な人と結婚した証に交換する結婚指輪。そもそもいつから始まったのかご存知ですか。結婚指輪についてもう少し詳しく知ったら、選ぶのがもっと楽しくなるはず。今回は、結婚指輪の起源についてご紹介します。

 

結婚指輪いつから始まった?

 

結婚指輪のルーツは、いまから2000年以上も前の古代ローマ時代。当時はお金で妻を買う売買婚の契約成立の意味で、花嫁の父親に指輪を贈りました。当時は愛の証とは違い、契約の意味が強かったようです。この頃から、心臓と左手の薬指はつながっていると考えられ、心をつなぐ意味で、左手の薬指に指輪をつけるようになりました。その後9世紀になり、当時のローマ教皇が結婚の証に妻に指輪を贈ったのが結婚指輪の始まりとされています。

 

結婚したら指輪を交換するようになったのはいつから?

 

実際に結婚式で男女が指輪の交換をするようになったのは、キリスト教が広まってきた11世紀頃のヨーロッパ。教会で行われる結婚の儀式で、花婿には鉄の指輪を、花嫁には金の指輪を交換したとされ、現在の指輪を交換する儀式につながっています。

 

日本で広まったのはいつから?

 

結婚指輪の習慣が日本で広まったのは戦後、西洋文化が流入し、キリスト教式の結婚式が行われるようになってからです。だんだんと広告記事やキャンペーンが多くなり、結婚指輪の存在が知られるようになり、大正時代には結婚指輪の習慣は定着しました。
今では、切れ目のない丸い形の指輪は「永遠にとぎれることない愛情」を意味し、結婚したふたりの愛の証とされています。

 

起源や由来を知ると、結婚指輪がより神聖なものに思えるはず。結婚したふたりの大切な品としてずっと付き合っていくものなので、ぜひお気入りのリングを見つけてみてください。