光り輝く教会にて、永遠の愛を誓う2人…まさに幸せの絶頂だったにも関わらず、出会いあれば必ず別れも来るもの。日本の離婚率は結婚した3組に1組の確率なんだとか。思ったより少し早めに別れが来てしまったそんなとき、結婚指輪はどうしますか?
質屋に頼りたくないけど、急なトラブルでお金が必要というケースや離婚したけど当時の結婚指輪をしまっていて使い道がなく、質屋に入れてしまったという人がいるのを伺ったことがあります。信じられない事かもしれませんが、実話のようです。もし、質屋を利用する場合、ちょっと戸惑うこともあるかもしれませんが、どうせなら少しでも高い金額で売りたいですよね。
今回はそんな質屋初心者さんにも、分かりやすく流れを説明をします。
質屋とはこんなところ
質屋と買い取りはよく似ていて何が違うのかわからない方もたくさんいるでしょう。買い取りは、そのままの意味で、商品を相場や品質、在庫から査定し、見合った価格で買い取ってくれます。
質屋は商品を売る、買い取ってもらうのではなく、商品を預ける代わりにお金を貸すシステムです。詳しくいいますと、質屋は商品を担保にお金を得て、一定期間返金に来なければその商品の権利が質屋に移るということ。ただし、借金とは違いますが、商品を再び手に入れるためには担保金と利息を質屋に払わなければなりません。
利息は、質屋によって違いますが、初月は無料というサービスを行っている質屋もありますが、ローンと比べるとかなり高額に設定されています。質屋での相場はそれぞれの質屋で変わってきますので、もし結婚指輪を査定する場合は、たくさんの質屋で見てもらうことをおすすめします。
質屋の有効活用
離婚してもう使っていない結婚指輪を売るには心残りがあり、大事にしまっている方きっといますよね?でもお金が必要なとき、質屋でその結婚指輪を預けると簡単にお金を借りられるのです。
もし、結婚指輪を手放してもいい方はお金を質屋に返さないため、実質的に買い取りと同じです。逆に離婚はしてはいなくともが事情があり、どうしてもお金が必要というときに、質屋はもってこいです。
後日、返金する当てがあるなら、借金より利息がどんどん増える心配もありません。大切な思い出が再び戻ってくる可能性があるのです。離婚してすっぱり指輪を処分したいという際は、買取業者という手もあります。
一般的にお金を得る方法から買取業者の方が高く値段が付く場合があります。自身の置かれる事情でどうするか選択するのがよいでしょう。
質屋での流れ
結婚指輪を質屋に持っていく場合の流れは、まず結婚指輪と身分証明書を提出します。そして専門のバイヤーが査定し相場や指輪に見合った金額を受け取り契約完了です。
お金の返済期間は3か月に設定されることが多く、期限までに借りたお金と利子を返せば結婚指輪を受け取ることができます。質屋を利用する何よりのメリットは、お金を借りた履歴が残らないことです。借金はしたくないけどお金は欲しいというときに利用しましょう。
リングに名前が刻印しているため売るのは難しいと考える人もいるようですが、指輪の材質によっては十分買い取ってもらうことができます。地金がゴールドやプラチナである場合、ほかの商品に再利用できるなど、商品そのものに価値があるため高額な値段がつきやすいです。
ほかにも指輪のケースや書類などの附属品が揃っていたり、指輪自体に傷が少なければ買取価格も高くなります。物を普段から大切にするとその分が返ってくると覚えておくとよいでしょう。
まとめ
急にお金が必要になって、結婚指輪を換金したい場合、質屋に結婚指輪をだす時の流れをお届けしました。しかし、相場は日にち、お店によって変わります。利用してみようかなと思われた方は、色々な質屋で査定してもらうことや事前に金やプラチナなどの相場もチェックしておくことをオススメします。
また、質屋以外にも指輪を売却する方法はありますので、自分にあった方法を探しましょう。