何かとお金がかかる結婚前の準備。特に、予算を抑えめで準備したいカップルの場合、結婚指輪もリーズナブルなものを選ぶ傾向が強いようです。でも、安い結婚指輪って大丈夫なのでしょうか?ここでは、結婚指輪の価格の違いと、安い結婚指輪は大丈夫か?についてご紹介します。
■はじめに
結婚式の準備だけでもかなりの金額がかかる結婚前。結婚を機に新居に引っ越し、新たに家具や家電などをそろえるカップルも多く、なにかとお金がかかりますよね。
そんな中、なるべく予算を抑えて結婚準備をすすめたいカップルの場合、結婚指輪もリーズナブルなものを選ぶ傾向が強いようです。デザインなどにそれほどこだわりがなく、質がよければOKという人に多く見られます。
でも、安い結婚指輪って大丈夫なのでしょうか?肝心の質が悪く、購入後、すぐに変形や変色してしまった……これでは予算を抑えた意味がありません。
そこで、結婚指輪の価格の違いと、安い結婚指輪は大丈夫か?をご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
■結婚指輪の価格の違いと、安い結婚指輪は大丈夫か?を覚えておこう!
*【強度】安い結婚指輪は、強度が損なわれ変形しやすい
まず、結婚指輪の価格差の大部分を占めるのは、素材の違いです。一般的に、安い結婚指輪は材料費を削っていることが多く、適正価格の結婚指輪より質が落ちることは否めません。
代表的な違いとしてあげられるのが、裏抜き加工がされているか、されていないか。
ある程度の価格以上の結婚指輪であれば、指輪の裏側部分もしっかりとした厚みがあるので、強度があります。
ところが、安い結婚指輪の場合、この裏側を薄く抜いており、表側が2ミリなら裏側を1.5ミリにするなど、薄く細くすることで材料費を削り、価格を抑えているのです。
確かに見た目は一緒なので、誰にもバレることなくつけることはできます。でも、強度が損なわれているため、日常生活の中でちょっと当てただけで変形してしまう…!ということが起きやすくなってしまうのです。
*【つけ心地】裏側を削っているので、つけ心地が悪くなる
また、安い結婚指輪は、裏抜き加工を施し、薄く細くすることで、つけ心地も悪くなります。
指輪の材質は金属で硬いため、つけ心地をよくするために指輪の裏側を盛り上げて丸みをつけ、つけ心地をよくするのが一般的です。ところが、安い結婚指輪の場合、この部分を削っているので必然的につけ心地が損なわれます。
あらゆるメリット・デメリットから考えて、たとえ5万円高くても、ある程度の金額の結婚指輪を選んだほうがいいでしょう。一生モノだからこそ、後悔しない買い物をおすすめします。