「結婚指輪をつけたくても金属アレルギーでつけられない」という悩みをもつ声が少なくありません。金属アレルギーの人にとって安心してつけられる素材はないのでしょうか?ここでは、金属アレルギーの方に安全な素材の結婚指輪をご紹介します。
■はじめに
女性を中心に、結婚した証として結婚指輪に憧れを抱く人は少なくありません。ところが、金属アレルギーの人にとっては、アレルギーを起こしてしまうために結婚指輪をつけられない、との悩ましい問題が。
そこで、金属アレルギーの人が安心してつけることができる安全な素材を探してみました!チェックしてみてくださいね。
■金属アレルギーの方の安全な素材の結婚指輪を覚えておこう!
*【素材】プラチナ・ゴールドからチェックし、チタン・ステンレスまで候補に
金属アレルギーのすべての人が安心してつけられる素材はあるのでしょうか?
結論からいってしまうと、人によって合う合わないがあり、Aさんにはアレルギーが起きない素材でも、Bさんには起きてしまうこともあります。反対に、Bさんは大丈夫な素材が、Aさんにはアレルギー反応が起きることもあるのです。
また、絶対に金属アレルギーを起こさないといわれる金属も存在しません。その代わり、金属アレルギーを引き起こしにくい金属はあります。
まず、結婚指輪の定番であるプラチナは比較的アレルギーが起きにくい素材です。次いで、ここ数年、ホワイト・イエロー・ピンクが人気のゴールドも起きにくいといわれています。
ただし、もっとも重要な点は、プラチナやゴールドは加工などのために他の金属を混ぜていること。この割金(わりがね)に使用される銅・パラジウム・ニッケルなどが金属アレルギーを引き起こしやすいのです。このため、配合をよく確認し、念入りに試着することをおすすめします。
また、プラチナでアレルギー反応が出た人はゴールドなら比較的安心です、反対にゴールドでアレルギーを引き起こした人はプラチナなら反応が出にくいと言われています。まずはどちらかで見定めてみるのもいいですね。
プラチナ、ゴールドでダメだった人の駆け込み寺として、最近人気なのがチタンやステンレス。ぜひ検討してみてください!
*【対処法】皮膚科のアレルギーテスト&日常生活で気をつけるポイント
検討前の段階で皮膚科を受信し、血液検査やパッチテストで金属アレルギーを調べてもらうこともおすすめです。自分にアレルギーを引き起こす金属がわかるので、あらかじめその素材を避けることができます。
加えて、結婚指輪のつけ方も工夫すると良いでしょう。金属アレルギーは、汗で金属が溶け出すことで起こる症状なので、暑い時期や運動時などは必ず事前に外しましょう。汗をかいたら、こまめに指輪と皮膚をふき、清潔に保つこともポイントですよ!