鍛造製法の結婚指輪の製造方法や日本製の結婚指輪紹介

結婚指輪の豆知識


 

近年、これまで耳馴染みのない鍛造製法の結婚指輪が市場に登場していることをご存知でしょうか?少しずつ出まわっているとはいえ、まだまだ耳慣れないし、一体どんなもの?と気になりますよね。ここでは、鍛造製法の結婚指輪の製造方法や日本製の結婚指輪についてご紹介します。

 

■はじめに

 

結婚指輪といえばプラチナ、という時代を経て、ホワイト・イエロー・ピンクの各ゴールドや、チタンなど、あらゆる素材の指輪が登場している昨今の結婚指輪事情。

そんな中、少しずつ出回るようになったのが、日本では馴染みのない技法として注目を集める鍛造製法です。とはいえ、どんな製造方法でつくられた結婚指輪なのか、まったく見当がつかないという人も多いですよね。

そこで、鍛造製法の結婚指輪の製造方法や日本製の結婚指輪についてご紹介します!もしかすると、自分たちの理想にピッタリの結婚指輪かも?!

 

■鍛造製法の結婚指輪の製造方法や日本製の結婚指輪を覚えておこう!

 

*【製造方法】プラチナなどの素材をドーナツ状にくり抜きリングに仕立てる

 

 

一般的に、結婚指輪の作り方で用いられているのが鋳造製法。ワックス・ろうで型をつくり、石膏で固め、ろうを溶かして石膏の鋳型を完成させてから、そこにプラチナやゴールドを流し込む手法です。日本のいずれのブランド、店舗でも、もっともオーソドックスかつポピュラーな製造方法として、広く定着しています。

対する鍛造製造とは、最初からプラチナやゴールドなどの素材をドーナツ状の指輪の型にくり抜き、特殊な機械を使って立体的に起こしていきながらリングに仕立てていく製法。刀を作る技法と基本的には同じと考えられており、高温にして叩いて圧力を加えて整形していく過程で、金属の密度が濃く硬くなるため、強度があることが大きな特徴です。

 

*【ブランド】日本の「タンゾウ」「イチ」、ドイツの「ニーシング」

 

 

特殊な機械を必要とするため、日本では数が少ない鍛造製造の結婚指輪。そんな日本市場で有名なのが、「タンゾウ」「イチ」など。貴重な日本の鍛造製造ブランドとしてチェックしてみて。
また、鍛造製造はドイツを中心にヨーロッパで定着しており、特にドイツは機械加工の国のため、ポピュラーな技法として古くから知られています。ドイツでは長い歴史をもつブランドも多く、「ニーシング」などが鍛造製造の指輪の中ではもっとも有名です。

もし鍛造製造の結婚指輪が気になってきたら、日本のブランドだけでなく、ドイツブランドにも目を向けてみることをおすすめします。きっとお気に入りの指輪に出会えるはずですよ!