欧米での人気の影響を受け、近年、日本でも高まりつつあるホワイトゴールドの結婚指輪。でも、どうやって選んだらいいのか悩みますよね。ここでは、ホワイトゴールドの結婚指輪を選ぶ際に見るべきポイントをご紹介します。
■はじめに
プラチナが圧倒的人気だった日本の結婚指輪市場ですが、近年、ホワイトゴールドの人気が高まり、選択する人も増えてきました。
よく聞かれる決め手は「プラチナにはない個性が気に入った」というもの。とはいえ、それが一体どんな個性なのか?どういう特徴があるのか?
一生モノの買い物だからこそ、後悔したくない!そんなカップルに、ホワイトゴールドの結婚指輪の特徴や、選ぶときにチェックするポイントをご紹介します!
■ホワイトゴールドの結婚指輪を選ぼう!
*【素材】ゴールドに割金を混ぜてつくるホワイトゴールド
ホワイトゴールドは、ゴールドに、銀・パラジウムまたはニッケルなどを混ぜてつくる金属です。混ぜる素材を「割金(わりがね)」と呼び、銀・パラジウムやニッケルなどを混ぜた上に、ロジウムなどの白銀色の金属で表面加工を施し、プラチナと同じ白銀色として仕上げたものがホワイトゴールドと呼ばれています。
割金の割合がブランドによって異なり、パラジウム10%、または12%など、配合を変えることで、同じホワイトゴールドでも色味が違ってきます。つまり、そのブランドを象徴するデザインのみならず、ブランドごとの色味で選べるのがホワイトゴールドの結婚指輪です。
こうした繊細な色味のバリエーションはプラチナにはない特徴で、より自分たちの個性を活かす結婚指輪を求めるカップルに人気が高いことにも納得できますよね。
*【特徴】金属アレルギーの人、色合いの変化を避けたい人は要注意
選ぶ際にもっとも気をつけたいのが、金属アレルギーの人。割金に使用されるパラジウムやニッケルは金属アレルギーを引き起こすことがあり、どうしてもホワイトゴールドを選びたい際は念入りな試着を繰り返すことがポイントです。
強いアレルギー持ちの人は避けたほうが無難ですが、皮膚科でアレルギーテストを実施しているので、心配であれば皮膚科で診てもらってから検討するのもいいですね。
また、温泉や空気中の硫黄に反応して変色が発生しやすく、時が経つごとに色合いの変化がみられます。ただ、この色合いの変化こそホワイトゴールドの魅力。温泉など急激な変色を起こしやすいシーンでは必ず外すように気をつけて、年を重ねながら一緒に自然な変化をしていく結婚指輪として選ぶのもステキですね。
ホワイトゴールドの白銀色はプラチナのそれと比較すると、あたたかみがあり、日本人の肌に馴染みやすいともいわれています。プラチナより軽いため、日常的につけやすいともいえるでしょう。これらの特徴が自分たちにマッチしているかふたりで考えながら、ぜひ選んでみては?