結婚指輪は結婚するカップルの大半が購入します。
永く身に着けるものですから、気に入ったデザインがあれば即決してしまいたくなります。最愛の相手とも結ばれて気分は最高潮。そんなときに目の前に立ちはだかる現実は結婚指輪のお値段。
これからの新婚生活に結婚式費用など、お金の工面を言い出せばキリがありません。そんな結婚指輪の支払いはいつ頃行うものなのでしょうか?
結婚指輪を購入する前に知っておきたい、支払い時期を詳しく紹介します。
結婚指輪の支払い時期のパターン
結婚指輪の支払い時期は、基本的に先払いになります。
その理由も、結婚指輪の多くが、注文を受け、製作を開始するいわゆる受注生産です。カップルごとにサイズが違う点や、刻印などの作業が加わることなどがその理由になっています。
結婚指輪は婚約指輪と違い、見た目に華やかなデザインを求めない代わりに材質や裏の加工を施すのが一般的です。オーダーメイドの項目が多く、既存のものをそのまま購入することがなければ自ずと受注生産になります。
そのため結婚指輪の支払い方法は、多くのお店が指輪の注文時です。ただし、お店によっては注文時に5割、受取時に残りの5割といったように支払いを分割することもできます。
中には、受取時の全額払いを選べるお店もあります。
いずれもお店によって支払いタイミングは異なりますので、しっかり確認しておきましょう。とは言え、どっちみち支払う必要があるため、先に用意しておくことがベターです。
お支払いの注意点
オーダーメイドなどの結婚指輪を扱うお店では、注文する際に予約金や内金と呼ばれるシステムを採用するショップもあります。
この場合1万円程度から、指輪の価格の5割程度が予約金や内金の相場です。このお金を納めませんと、指輪の注文を受け付けないため、製作がスタートしません。必ず購入前に確認しておきましょう。
また、予約金や内金の支払い方法は、現金のみのお店もありますので、その点も確認が必要です。せっかくいい気分で買いに来るのです。支払いがスマートですと、結婚相手からの好感度もあがるはず。
ちょっと下見にと言いつつ即決するのは珍しくありませんので、お財布には多めのお金を備えておくのが吉です。
予約金を支払った場合の残金支払い時期
予約金や内金の支払いシステムを採用しているお店では、結婚指輪を受け取る際に残金を支払うことになっています。
残金の支払い方法は、大半のお店が現金払いでも、クレジットカード払いでも対応可能です。ただし、結婚指輪は決して安いものではありませんから、支払いタイミングによってはどうしてもお金が用意できないという人もいるでしょう。
お店によっては、残金の支払いを、クレジットカードで分割払いにする場合や、ボーナス一括払いで行うこともできます。なかなか勇気がいるかもしれませんがローンという手もあります。
どこからお金を借りるかによって利息は変わってきますが、最近は結婚式場と提携することの多いブライダルローンという方法もあります。結婚に関することにしか利用できませんが、その分利息が低い場合もありますので、相手とよく話し合って検討してみるのもいいでしょう。
まとめ
結婚指輪の支払い時期は、受注生産の関係上注文を行った際に支払うパターンが多い傾向にあります。また、予約金や内金といったシステムを採用しているお店もありますので、結婚指輪の購入前に確認を行いましょう。
女性の社会進出によって結婚指輪のお金も半分ずつ請け負うことも多くなりましたが、その辺りは人それぞれ。お店まで行って無駄足を踏む前にお互いしっかり話し合いましょう。
結婚指輪は「結婚」という契約をする上で最も分かりやすい形です。素敵な結婚指輪と出会えることを応援しています。