一生に一度の晴れの日を楽しみに結婚準備を進めるなかで、憧れとして位置づける人も少なくない結婚指輪。後悔しない買い物にするためにも、相場を知っておいたほうがいいですよね。ここでは、結婚指輪の相場(20代後半編)をご紹介します。
■結婚指輪の相場は?
30代以上の大人世代の結婚に比べ、多様化の社会の影響を受ける形で、自分たちの価値観をたいせつにする傾向が強い20代。結婚指輪に関してもこの傾向は顕著で、「他の人がどうか、ではなく、自分たちが良いと思うものを選びたい」という想いが強いようです。
とはいうものの、一生モノの結婚指輪となると、目安となる価格相場はおさえておきたいもの。あとあとになって「もう少しがんばって高いものにしておけばよかった」、反対に「こんなに金額をかける必要はなかった」といった後悔は避けたいですよね。
今回は「20代後半編」と題して、20代後半のカップルの価格相場をピックアップ!ぜひ参考にしてみてくださいね。
■結婚指輪の相場はどれくらい?(20代後半編)
*【相場】10万〜20万円が最多購入価格帯
日本では古くから定番として知られるプラチナの結婚指輪の全世代平均価格相場は25万〜30万円といわれています。この価格帯をベースに予算を見積もるカップルも少なくありません。
ところが、20代後半だけでみていくと、かなり大きな開きがあることがわかりました。
結果はというと、20代トータルの最多購入価格帯と同じ、10万〜20万円。20代前半の10万〜15万円と比較すると、最高価格が高めの結果になりました。
全世代平均との大きな開きがある理由は、20代前半と同じで、収入面の不安定さ、価値観の違いはもちろん、昨今人気が高まりつつあるホワイト・イエロー・ピンクの各ゴールドの結婚指輪を選ぶ人が増えていることがポイントです。
20代前半以上に、20代後半のカップルが各ゴールドを選ぶ理由が「プラチナより価格が安い」より「プラチナの結婚指輪をする人が多いから、人とは違ったデザインを選びたい」が増えているのは、収入が安定しつつある年齢になったことで、金額面ではなく魅力で決めたカップルが多いことのあらわれといえるでしょう。
女性に人気のピンクゴールドをはじめ、ホワイトゴールドにイエローやピンクを一部あしらうというデザインも好評です。男女でデザインはほとんど同じながらも、男性の素材はホワイトゴールドのみ、女性はホワイトゴールドにイエロー・ピンクが入ったもの、という選び方もおしゃれです。ぜひ吟味してみてくださいね。
結婚指輪の相場まとめ記事も要チェック