結婚指輪は長く身につけるものです。仕事や家事などする際、日常生活で邪魔にならない方がいいでしょう。その悩みを解決しつつダイヤの輝きも生かす形、それが埋め込み型の指輪です。今回は、埋め込み型の結婚指輪の種類について紹介していきます。
埋め込み型の結婚指輪とは?
結婚指輪のデザインには、立て爪と埋め込みがあります。その二つの違いは、石のセッティング方法です。埋め込みとは、石を埋め込んで留めるセッティングのこと。どちらにも該当しない「テンションセッティング」という、地金で石を挟み込む方法がセッティング方法もあります。
埋め込み型の結婚指輪、メリットは?
ダイヤ埋め込み型の結婚指輪のメリットは、爪がなく高さがないため服などに引っかかることがなく、日常生活で身につけやすいことです。そのため邪魔にならず、仕事や家事をする際など、気にせず集中できるでしょう。結婚指輪は長く身につけるものなので、邪魔にならないかというのは、大事なポイントの一つと言えます。
埋め込み型の結婚指輪の種類は?
ダイヤ埋め込み型の結婚指輪の種類は、たくさんあります。宝石の周りを地金で囲み、穴を開けて埋め込むセッティングを「伏せ込み」。ダイヤを囲むように台を作り伏せ込むセッティング「ベゼルセッティング」といいます。また、「テンションセッティング」というものもありますが、これは地金の張力を利用することで、ダイヤを留めるセッティング方法です。その他にも、地金に溝を入れ込み、宝石の縁を挟み込んで留めるセッティング「はさみ留め」、2本の地金の間にダイヤを留めるセッティング「レール留め」などもあります。「ころし留め」、「ドット留め」とも呼ばれる宝石の形を活かすセッティング方法もあり、セッティング方法だけで指輪の印象がガラリと変わるのが、埋め込み型結婚指輪の魅力です。
結婚指輪は、ダイヤの埋め込み型のデザインを選ぶことで、日常生活に支障がなく身につけることができます。また埋め込み型の種類も豊富にあるので、ふたりの価値観でお気に入りの指輪が見つかることを祈っています。