結婚指輪の王道といえば、シンプルなストレート型。誰の指にも合いやすく、その安心感・安定感が古くから愛されてきました。でも、王道だからこそ選び方が大切。ここでは、結婚指輪のシンプルな王道デザインの選び方と見るべきポイントをご紹介します。
■はじめに
結婚指輪の王道デザインとして古くから愛されるストレート型。シンプルで飽きのこないデザインは、どんな人の指にも合いやすいといわれており、定番的人気として今でも高い支持率を誇ります。
ただし、シンプルな王道デザインだからこそ、見るべきポイントをおさえながら、じっくりと選ぶことがたいせつです。もちろん、試着を繰り返すのはマストですよ!
■結婚指輪のシンプルな王道デザインを選ぼう!
*【幅】自分の指にピッタリの幅の結婚指輪を選ぶ
ストレート型とは、その名の通りまっすぐな形をしており、テーブルに置いたときにまっすぐぺたんとする結婚指輪です。もっともスタンダードで飽きがこないデザインなので、長い間つけていてもしっくりと馴染み、どんな年齢のどんな指の太さの人にも似合う王道といわれています。
指の太さによっては「指が太く見えてしまう」という人もいますが、ストレート型は指輪の幅にバリエーションがあるため、自分の指にピッタリの幅を選んでみましょう。
繊細な細身のタイプが似合う人は、指を華奢に見せてくれる効果が期待できますが、ここでもうひとつ気をつけておきたいのが、細身のタイプは裏抜き(裏側を薄くして抜いている)をしていないデザインを必ず選ぶこと。裏抜き加工が施されている指輪は、つけ心地がよくないため、長くつければつけるほど違和感を感じたり、指が痛くなることもあります。また、裏を抜いているため強度が弱くなり変形しやすいので、避けたほうがよいでしょう。
*【デザイン】丸みがある甲丸、角ばった平打が選べる
ストレート型の中でも、丸みがある甲丸(こうまる)、カクカクとした平打(ひらうち)のデザインが選べることも大きな特徴のひとつです。甲丸は厚みがあるのでふくよか、対する平打はシャープに見えます。つけ心地も考慮しながら、甲丸か平打で吟味するのもいいですね。
また、結婚指輪は幅がある程度あるものが一般的で、一時期、ファッションリングの流行に連動し、細身の華奢なタイプが増えたとはいえ、この数年、再び幅のある太めタイプに落ち着いています。
一生モノの結婚指輪は、変形しにくい強度が求められるので、ある程度の幅があったほうがよいといわれていますが、自分の指にもっとも似合うデザインを選ぶのも◎です。ただし、もし細身のデザインであれば、前項で記した注意点をおさえた上で選んでみてくださいね。