結婚が決まったら準備することや決めなければいけないことがたくさんありますよね。
結婚指輪もそのうちの一つ。二人でどのような指輪にするか選んで購入することになりますが、そんな結婚指輪にもお返しが必要だったって知っていましたか?
そもそも結婚指輪にお返しって必要?
婚約指輪にお返しをするという話はよく聞くけれど、結婚指輪にお返しをするというのはあまり聞かないのではないでしょうか?
必ず必要というわけではありませんが、どちらかが結婚指輪の支払金額を全額負担した場合に感謝の気持ちを込めてお返しをするというのがマナーといえるのではないでしょうか。
結婚指輪のお返しにはどんなものを贈ればいい?
結婚指輪のお返しをしようと思ったら「どんなものにすればいいの?」、「婚約指輪のお返しとは違うの?」と迷ってしまいますよね。お返しとして贈る品物は婚約指輪の時と同じものでも構いません。
贈る品物の金額も同じように、結婚指輪のおよそ半額の金額でよいでしょう。素材やデザインにもよりますが、結婚指輪の相場は10~30万円程度(マイナビウエディングアンケート調査より)です。そのため、5~15万円程度のお返しをするのが一般的といえます。
結婚指輪のお返しは絶対必要?
結婚指輪のお返しは必ずしもしなくてはいけないわけではありません。感謝の気持ちを伝えたいから、という方はもちろんお返しをしても構いません。
どうしようか悩む、金銭的にも余裕がない……という方は無理にしなくてもいいでしょう。
アンケート調査による近年の結婚指輪の購入価格は30万円未満が約8割というデータが出ています。結婚指輪以外の新生活の必要費を考えれば妥当かもしれませんね。
若者の平均年収の低下も一因でしょう。それでも相手のためを思って買ってくださった大切な返礼品です。ありがとうという気持ちは伝えたいけどどうしようか悩んでしまう、という方は彼(彼女)に素直に相談してみてはいかがでしょうか?
それでもどんなものを贈ればいいか分からないという方へ
大切な思い出ですから、迷ってしまうのは仕方ありませんよね。今回は実際に喜びの声が多いものを調査してみました。ぜひ参考になさってくださいね。
1,腕時計
特に男性へのお返しで好感度が高かったのが腕時計です。ビジネスマンなら誰もが使う必須アイテムですし、いつでも身に着けることのできるアイテムです。いつも身に着けているものよりちょっと高価なものを送るのも手ですね。
婚約指輪は買わなかった。もしくは、お返しに選ばなかった人におすすめです。好みもありますので、デートで相手の意見を聞きつつ買うのもよいでしょう。
2,財布
普段から身に着けることのできるアイテム2つ目はお財布です。もし相手がお財布をあまり買い換えないタイプなら、革製品を使ったものもいいでしょう。
革製品は使えば使うほど味が出るアイテムです。二人が過ごす時間によって表情の変わるお返しなんて素敵ですよね。男女ともに関係なく喜ばれるお返しです。予算の関係で難しい場合は、小銭入れといった小さめなものでも喜ばれるでしょう。
3,スーツや礼服
スーツや礼服なども喜ばれます。冠婚葬祭ではもちろん、特別な日に着ることのできる、ちょっとお高めのスーツはさまざまなシーンで活躍間違いなし。
ただし洋服に関してはサイズがとても重要です。サプライズで買ってサイズが合わなかったなんて悲しいことは避け、相手と一緒に行くことをオススメします。
そのほかネクタイピンや万年筆など、身に着けるアイテムが人気です。もちろん、相手の趣味やリクエストがあればそちらにするのもいいでしょう。
まとめ
結婚指輪のお返しをするということ自体が初耳だったという方も多いのではないでしょうか。お返しをするかしないかは、お二人それぞれの判断で決めていいかもしれません。
これから長い人生を共に歩んでいくうえで、周りの夫婦と違うところも出てくるでしょう。しかしそれに悲観せず、二人が納得する形で幸せになればいいのです。
大事なのは感謝の気持ちを込めて伝えるということではないでしょうか。この記事にたどり着いてくださったのも何かの縁。少しでもみなさまのお手伝いができていれば幸いです。